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様々な事情から、山口は九州とセットにされてます(・∀・)

みなさん、おはこんばんちわ(←ネタを知ってる方は自分と同年代)
ヽ(=´▽`=)ノ

弊社船「 ニューくにさき 」船長のワダです(*^^*)

スタッフブログを書くのもかなり久し振りになってしまいましたが
みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか?

振り返って前回の自分の記事を見ると、10月に書いてUPしてからなので、ホントにお久し振りに…(・_・;)

毎度の事ではありますが、マイペースに自分が面白いと思う記事を
UPして参りますので、興味のある方は付き合ってやって下さい
(o*。_。)oペコッ


さて、先月28日に山口県を含む九州北部は梅雨入りとなり、今週から本格的に雨が降り始めましたね(((uдu*)ゥンゥン

週末から週明けにはもしかしたら台風が…と言う予想もあり、梅雨前線にもたらす影響を考えると心配になります(゜-゜;)ウーン

…しかし、雨って「恵みの雨」と呼ばれたり、洪水などを起こす災害として恐れられたり、人にとって様々な受け取られ方をしますよね
(^-^;


と、言うわけで、今回はこの「 雨 」について少し書きたいと思います(*^▽^*)


「 雨(あめ)」とは、空から水滴が落ちてくる天候の事、またはその水滴を指します(*゜▽゜)ノ

雨が降るシステムを大まかに説明すると…

大気中に含まれる水蒸気が、気温が下がったり上昇気流に運ばれたりする事で凝結、細かい水滴(雨粒)で出来た雲となり、雲の中で雨粒が成長し、大きくなった雨粒が地上に落下することで初めて雨となります(*゜▽゜)ノ

基本的に、雨を降らせる雲は




乱層雲

空全体を覆い、厚さや色にむらが少なく一様で、暗灰色をした雲。

雨雲または雪雲とも呼ばれ、降水をもたらす雲の代表格です
(*゜▽゜)ノ




層雲

最も低い所に浮かび、灰色または白色で、層状あるいは霧状の雲。

輪郭はぼやけていて、厚みや色は一様であることが多いが、ちぎれて独特の形になる場合もある。

霧雲とも呼ばれ、霧をもたらす雲の代表格(*^^*)

そもそも雲と霧は全く同じ物で、高度の高い所にあるものを”雲”
低い所にあるものを”霧”としています(*゜▽゜)ノ

海上では極めて稀に↓のような霧の壁を見る事が出来ます(*^-^*)



そして



積乱雲

何らかの原因で発生した強い上昇気流によって積雲から成長して塔あるいは山のように立ち上り、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲の事で、一般では”入道雲”と呼ばれていますね(((uдu*)ゥンゥン

自分的には、あの中にラ○ュタがあると思ってますが(・∀・)


この3つに分類される雲で、他の雲からと言うのは稀です(´ρ`)ヘー

ちなみにですが、西の空から薄い筋状の「 巻雲(けんうん) 」と
”うろこ雲”として有名な「 巻積雲(けんせきうん) 」の順番で
流れて来るのを見る事があったら、それは低気圧の接近を表しており
雨の予兆となります(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…

台風が接近する時は必ずこの順番で見れるので、分かりやすいかと
(((uдu*)ゥンゥン


雨雲の下端(雲底)の高さはさまざまですが平均的に約500m〜2,000mほどで、たいていの雨粒はこの距離から落下します
(*゜▽゜)ノ

落下距離が長い、通過する大気中の気温が高いなどの条件が揃うと、雨は落下する途中で蒸発してしまいます(´ρ`)ヘー

気象学では、雨は降水現象の一つと位置づけられ、降水現象の中では最も頻度が高い気象となります(*゜▽゜)ノ

自分たちも学生の頃に”海洋気象学”として雨の勉強は散々させられてきました(^▽^;)

また、雨及び降水現象は、地球上で水が循環する過程(水循環)の一部分に位置づけられ、生態系や地形などの自然に深く関与しています(・0・。) ほほーっ


また、雨は「 冷たい雨 」と「 暖かい雨 」の二つの雨に分けられます(´ρ`)ヘー

簡単に説明すると…

「 冷たい雨 」とは水蒸気が凝結してできた水滴が気温0℃を大きく下回る空気の中に(上昇して)入って氷の結晶となって成長し、気温0℃を大きく上回る空気の中に入って(落下して)融けて降る雨です
(*゜▽゜)ノ

この氷の結晶が解けずに降れば雪など(その他に霰、雹)になり、日本の降雨の8割はこの「 冷たい雨 」の機構で起こるとされています
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…


「 暖かい雨 」は水蒸気が凝結してできた水滴が、水滴のまま成長し
そのまま降る雨です(*゜▽゜)ノ

太平洋などの広い海上で発生して降る雨が、これに当てはまります(*^▽^*)


そして、「 恵みの雨 」と表現されるように、生物にとって雨は生きる上で必要な水を供給する重要な役割を担っており、更に雨が地形に及ぼす作用は大きく、降水量や季節的な雨の降り方は動植物などの生態を大きく左右します(・_・D フムフム

他には、雨水が地形を削る「 浸食 」という作用もありますね
(゜ー゜)(。_。)ウンウン

雨にはいろいろな呼び名がありますが、その名前の付き方も降り方や降雨量、季節によって様々です(*^▽^*)

ここからは雨の名前について調べてみましたので、それを並べて
今回はお終いにしたいと思います(*゜▽゜)ノ

雨の強さや降り方から付いた雨

霧雨 - 霧のように細かい雨。
   雨粒の大きさが0.5mm未満の雨(気象庁の定義)。
細雨 - あまり強くない雨がしとしとと降り続くさま。
小雨 - 弱い雨。あまり粒の大きくない雨が、それほど長くない時間
   降って止む雨。
微雨 - 急に降り出すが、あまり強くなくすぐに止み、濡れてもすぐに
   乾く程度の雨。
時雨 - しぐれ。晩秋から初冬にかけての、傘をさす間もなく
   青空が戻ってくるような通り雨を指す。
俄雨 - にわかあめ。降りだしてすぐに止む雨。
   降ったり止んだり、強さの変化が激しい雨。夏に降る俄雨は
   夕立、狐の嫁入り、天照雨などと呼ばれる。
   肘かさ雨、驟雨(しゅうう)と同義。

地雨 - 弱い雨が広範囲に一様に降る。俄雨に対し、しとしと降り続く
   雨で、勢いがあまり変化しない。
村雨 - 降りだしてすぐに止む雨。群雨、業雨などとも書く。
村時雨 - むらしぐれ。ひとしきり強く降っては通り過ぎて行く雨。
片時雨 - 一所に降る村時雨。地雨性の村時雨。
横時雨 - 横殴りに降る村時雨。
涙雨 - 涙のようにほんの少しだけ降る雨。また、悲しい時や
   嬉しい時など、感情の変化を映した雨。
天気雨 - 晴れているにもかかわらず降る雨。
通り雨 - 雨雲がすぐ通り過ぎてしまい、降りだしてすぐに止む雨。
スコール - 短時間に猛烈な雨が降るさま。熱帯地方で雨を伴って
     やってくる突然の強風に由来する。
大雨 - 大量に降る雨。大雨注意報基準以上の雨(気象庁の定義)。
豪雨 - 大量に降る激しい雨。著しい災害が発生した顕著な
   大雨現象(気象庁の定義)。
雷雨 - 雷を伴った雨。普通は短時間に激しく雨が降る場合が多い。
風雨 - 風を伴った雨。
長雨 - 数日以上降り続くような、まとまった雨。


季節から付いた雨

春雨 - はるさめ。春に降る、あまり強くなくしとしとと降る雨。
   菜種梅雨の頃の雨を指す。桜が咲く頃は、「 花散らし 」として
   有名。
菜種梅雨 - 3月から4月頃に見られる、しとしとと降り続く雨。
     菜の花が咲く頃の雨。特に三月下旬かる四月にかけて
     関東から西の地方で天気がぐずつく時期を指す。
五月雨 - さみだれ。かつて(旧暦)は梅雨の事を指した。
    現在は5月に降る纏まった雨を指す事もある。
    また、五月雨に対して、この梅雨の晴れ間を”五月晴れ”と
    言うが、5月の爽やかな晴天を指す事がある。

走り梅雨 - 梅雨入り前の、雨続きの天候。
梅雨 - ばいう、つゆ。地域差があるが5月〜7月にかけて
    しとしとと長く降り続く雨。
暴れ梅雨 - 梅雨の終盤に降る、まとまった激しい雨。
     「 荒梅雨 」とも言う。
送り梅雨 - 梅雨の終わりに降る、雷を伴うような雨。
帰り梅雨 - 梅雨明けと思っていたところに再びやってくる長雨。        「 返り梅雨 」、「 戻り梅雨 」とも言う。
緑雨 - 新緑のころに降る雨。翠雨の一種。
麦雨 - 麦の熟する頃に降る雨。翠雨の一種。
夕立 - 夏によく見られる突然の雷雨。または単に夏の俄雨を指す。
   午後、特に夕方前後に降る事が多く、白雨(はくう)とも言う。
狐の嫁入り - 夕立の、特に日が照っているのに降る雨を指す。
      天照雨(さばえ)などとも言う。
秋雨 - あきさめ。秋に降る、しとしとと降る雨。
   特に9月から10月にかけての長雨を指す。秋雨前線によって
   起こり、台風シーズンの特徴。秋霖(しゅうりん)。

秋時雨 - 秋の終わりに降る時雨。
秋入梅 - 秋雨。秋雨の入り。
液雨 - 冬の初めの時雨。立冬から小雪の頃の時雨。
寒九の雨 - 寒に入って(小寒を”寒の入り”と言う)9日目の雨。
     豊年の兆しとされる。
寒の雨 - 寒の内(大寒から節分まで)に降る雨。
山茶花梅雨 - 11月から12月ごろにみられる、しとしとと降り続く雨。
      山茶花が咲く頃の雨。
氷雨 - 冬に降る冷たい雨。雹や霰のことを指す事もある。
淫雨 - 梅雨のようにしとしとと長く降り続き、なかなか止まない雨。

かなり呼び名があるのにはビックリですね(ノ゜凵K)ノびっくり!!

最後に、天気予報などで「 山口県を含む九州北部地方では… 」と
予報でアナウンスされてるのをみなさんも良く耳にすると思いますが
これは下関地方気象台が福岡管区気象台の管轄である為、九州・山口地方として区分けされているからです(*^^*)

歴史的な観点で見ると、戦国時代は大内氏が山口(長門、周防、石見)と筑前、豊前の守護大名だったり、明治維新の元勲の多くが九州・山口出身ですから、その繋がりは当然なのかもです。。。o(゜^ ゜)ウーン

それでは、またの機会でお会いしましょう(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪





〜追記〜

次回の更新は6月23日(土)を予定しておりますm(__)m

[登録日] 2018/06/09 23:52 | 固定リンク | コメント(3)
  • ▼ コメント
  • 待ってました!Captain WADA!
    雨についての記事と、雲の写真、興味深く拝見しました。
    フェリーから眺める雲はまた格別なんだろうなあ、とまた「ニューくにさき」に乗船するのが楽しみになりました。
    そしてもし船長にお目にかかったら、声をかけさせていただこう….、とひそかに考えています。
    ではこれからも楽しい記事をお待ちしています。
    投稿者: pal |2018/06/11 21:04
  • pal様

    コメント有難うございます。

    梅雨が明けてからになりますが、天気の良い日に周防灘から陸を眺めると
    入道雲が青空と海面に映えて、とてもきれいに見えますので
    pal様に是非見て頂きたいですね(((uдu*)ゥンゥン

    乗組員一同、またのご乗船をお待ちしております。

    また、ご乗船の際に事務所スタッフや乗組員に気軽に声をかけて頂ければ
    周囲の状況にも因りますが、ブリッジの方にもご案内させて頂きますので(*^▽^*)

    投稿者: ニューくにさき船長 ワダ |2018/06/15 22:12
  • 日本には四つの季節、更に二十四節季、更に七十二候とこれでもかと知らない言葉が出てきますが、雨の名称もいっぱいあるのですね。日本にある色の名称も多いですが。
    日々使わないと忘れる、いや覚えませんよね。
    勉強になりました。
    ここ数年、豪雨が多くなりましたが、それに当てはまる雨の名称はあるのでしょうか・・・・
    ニューくにさきのデッキで雨風を浴びたい今日この頃です。
    家から出る時に雨だと億劫になりますが・・・・
    投稿者: ポチョムキン |2018/06/23 16:26
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