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仏像ファン必見!六郷満山の中心的寺院だった“幻の大寺”

改めまして皆様、新年明けましておめでとうございます!


今年の年末年始はスッキリしない日が多かったですね ( ̄∇ ̄;)


海上は少し時化た日もありましたが、それでも比較的穏やかだったので、皆様にあまりご迷惑をお掛けせずに済んでそこは本当に良かったです σ(^_^;) ←これが本音



とにもかくにも、新たな年がスタートしました!


今年はいろんな事にチャレンジしていきたいので、もしかしたらブログはゆる〜い更新になってしまうかもしれませんが・・・

また新たな気持ちで頑張って参りたいと思っておりますので、今年もどうぞ宜しくお願い致します m(__)m





それでは、今年最初の話題に入りますね (*^^*)



もう皆様ご存知の通り、ここ国東半島は神仏習合の原点となる山岳宗教「六郷満山」が開かれた地です。

神と仏が共存するなんて、よくよく考えるととっても不思議な気がしますが・・・そういえば私の家にも神棚と仏壇が並ぶようにあります。

これってどこもそうだと思ってたんですが、国東半島独特の風習なんだと、つい最近知りました(笑)


そもそもこの六郷満山の「六郷」とは、両子山を中心とした山稜の間に開かれた六つの郷のことで、「満山」はそこに築かれた寺院群を指し、古くから神と仏が複雑に絡み合う独特の宗教文化が栄えたそうで、これが神仏習合の発祥といわれています。


それが2018年の今年!

六郷満山は開山から1300年という大きな節目を迎えるんです!ヾ(^o^)/


そんなありがたい年なので、今年はできるだけ国東半島の寺社仏閣を中心にご紹介させていただこうかなぁ〜なんて思っています(*^^*)



まずはその先駆けとして、ご紹介させていただくのはコチラ ↓


竹田津港からお車で約45分。

豊後高田市田染にある『真木大堂』(まきおおどう) v( ̄∇ ̄)


『名前は聞いたことはあるけど、行ったことはない。』なんていう方も多いんじゃないでしょうか?


でも実は、国東半島で一番といっても過言ではないほど魅力的なスポットなんですよ! (^∇^d)






真木大堂は六郷満山本山本寺馬城山伝乗寺の堂宇(建物)の一つとして建立されたと伝えられています。


しかし本来の真木大堂は約700年前に火災のため焼失してしまったそうで、現在は江戸時代に再建された小さなお堂と収納庫が建っているのみなんだとか。


そんな経緯もあり、今でこそ規模が小さくなってしまった真木大堂ですが、かつては六郷満山本山本寺8ヶ寺の一つとして36坊を有する六郷満山の中で最大の寺院だったそうです。


真木大堂・旧本堂がコチラ ↓



中には立派な木造仁王像が。 ↓


樟材の一木造りで、仁王像としては県内最古級という大変貴重なものだそうです。



※阿形(あぎょう)像高225cm。



※吽形(うんぎょう)像高240cm。


迫力ある形相に圧倒されますね。



ところで皆さん、お気づきになったでしょうか?


仁王像の肩越しに見えるコレ!! ↓



き、菊の紋章!?Σ(゜Д゜ノ)ノナンデ??


『約700年前、蒙古来襲の際に異国降伏の大祈祷の恩賞として鎌倉幕府から下賜されたもので、全国でも他に類例をみることができない』と書いてあります。 ↓


かつてここがいかに力を持った寺院だったかということがよく分かりますね!



火災によって建物こそ消失してしまった真木大堂ですが、その中で奇蹟的に残った国の重要文化財に指定されているほど大変貴重なものがあるんです!


それが、この『収蔵庫』に安置されている9躯の仏像! ↓





※当然撮影はNGだったんですが・・・事情をお話させていただいたところ、特別に真木大堂さんより写真素材のご協力をいただきました m(__)m



おお!スゲ〜!Σ(;゜ω゜ノ)ノ

思わず声を上げてしまうほど、圧倒的な存在感です!


以前ご紹介させていただいた龍岩寺奥院礼堂にある仏像を初めて見た時に匹敵する衝撃を受けました。

でも、間違いなく迫力と威圧感はこちらの仏像の方がはるかに上ですね!

※写真では伝わらないと思いますが・・・( ̄∇ ̄;)



まず真ん中に鎮座しているのが、東西南北に邪鬼を制する四天王を従えた【阿弥陀如来坐像】! ↓


像高は2m以上ありそう。

平安時代の作だそうで、その表情は静かで慈愛に満ちてます。


阿弥陀如来様の正面に座って、しばし睨めっこしてたんですが・・・だんだん怒られているような気になりました(笑)

なんで??( ̄∇ ̄;)



その右隣りに鎮座しているのが【不動明王】 ↓


これまた圧倒的な存在感で、像高はおそらく2.5m以上。

右目は天を睨み、左目は地を睨む形相、唇は上下に牙があり、背中には炎が渦巻いていて、まさに不動明王らしい風格と迫力がビンビン伝わってきますね。

榧材の寄木造りで、木彫の不動明王としては日本一の大きさを誇るそうです。



そして最後は、一番左側に鎮座している【大威徳明王像】↓


白い牛にまたがり、六面・六臂・六足を持ち、大憤怒といわれる激しい怒りの表情をたたえています。

やはり大威徳明王像としては日本一の大きさを誇り、また動物の木造彫刻としても大きく珍しいものだそうです。



共通していえることは、ここの仏像はとにかくカッコいい〜!!
O(≧∇≦)O

ファンが多いのも納得しました (*^^*)




また、真木大堂の境内には六郷満山の歴史を象徴する石造文化財が集められた『古代公園』があり ↓


宝筐印塔・五輪塔・板碑・石仏などを観賞することが出来ます。

通常は国東半島全域の寺院や山岳地に散在していて手軽に観賞する事が出来ないので、地域の方の協力によってこの古代公園に遷仏されているそうです。







中でも注目なのはコチラの宝塔 ↓


『国東塔』と呼ばれていて、ここ国東半島内でしかない見ることが出来ない貴重なものなんですよ(^∇^d)






ちなみに、この石段の先には田染&真木地区が一望できる展望台もあるんですが・・・ ↓


徒歩30分以上かかるそうなので、断念しました m(__)mヾ( ̄∇ ̄;)コラ





以上、いかがでしたでしょうか?


真木大堂は六郷満山の歴史が凝縮されています。

中でも一番の魅力はやはり、大迫力の仏像


国東半島といえば石仏や摩崖仏や石塔など、石を使ったものが多く、木造の仏像の印象ってほとんどないため、それだけでもレアだと思うんですが、しかもそれが日本一の大きさなんて・・・

真木大堂おそるべし!!


実際に訪れないとこの迫力は伝わらないと思いますので、是非その目でご覧ください!

仏像ファンならずとも絶対に感動すると思いますよ! (^∇^d)





というわけで・・・


〇場所はコチラ ↓



〇詳細&お問い合わせはコチラまで ↓

宗教法人【真木大堂】(まきおおどう)

[住  所] 大分県豊後高田市田染真木1796
[電話番号] 0978−26−2075
[開館時間] 08:00〜17:00
[拝観料金] 一般・高校生 300円、中学生・小学生 150円
[休 館 日] 年中無休
[駐 車 場] バス5台、普通車30台(無料)
[公式サイト] 宗教法人【真木大堂】


皆様も機会があれば是非一度、かつて六郷満山最大規模を誇った幻の大寺院『真木大堂』さんを訪れ、大堂に伝わった9躯の迫力ある仏像や貴重な遺産の数々をご覧になってみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)






〜追記〜

次回の更新は1月27日(土)を予定しております m(__)m

[登録日] 2018/01/13 13:26 | 固定リンク | コメント(2)
  • ▼ コメント
  • どことなくオリエンタルな風貌ですね。西アジアあたりの。
    平安時代以降のものとは異質でありつつも荒々しくもあり、何とも・・・・
    興味がわきますね。
    投稿者: ポチョムキン |2018/01/17 23:20
  • ポチョムキン様コメントありがとうございます。

    あ、言われてみれば確かに、今まで見てきた荘厳で物静かなイメージの仏像とは少し趣が違いますね!

    真木大堂の仏像は猛々しいというか、華々しいというか、そんな印象を受けました。

    気になったので少し調べてみたんですが、六郷満山は今年で開山から1300年・・・つまり1300年前といえば、ちょうど遣唐使が行われていた頃(飛鳥時代〜奈良時代〜平安時代)と重なります。

    そう考えると、インド〜中国あたりの東洋文化にインスパイアされた仏像が作られたとしても不思議じゃないですよね!

    ・・・完全に妄想ですが(笑)

    とにもかくにも、ポチョムキン様の鋭い洞察力&着眼点には恐れ入りました σ(^_^;)

    1300年前に思いを馳せながら六郷満山霊場31箇所巡りをしてみるのも楽しいかもしれませんね(*^^*)
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2018/01/18 00:55
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