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”冬のダイヤモンド”を探そう!

みなさん、こんにちは(・∀・)

弊社船「 ニューくにさき 」一等航海士、ワダです(*^^*)

先日の雨から、これまでの暖かさが無くなって一気に冷え込みが
激しくなり、冬らしい寒さが戻ってきましたね(・_・;)

「 立春 」を過ぎて、これから段々と暖かくなってくるとは言っても
2月は気象庁が定める所の"冬"なので、油断せずに防寒に努めて
風邪などにお気を付け下さい(;´∀`)

ちなみにですが…

二十四節気の「 立春 」は、「 暦便覧 」では

「 春の気立つを以(も)って也(なり) 」

と記述されてますが、時候的には

「 大寒から立春までは一年のうちで最も寒い季節であり
立春を過ぎると、少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が
忍び入ってくる」

と解説されています。

また、春とは本来、"寒さが増さなくなった時期"として
定められおり、春の初頭は寒さが底を打った時期になる為
天気予報などで「 暦の上では春なのにまだ寒い 」と言うのは
立春本来の意義が分かってない言い方なので
ご注意をお願いします(;^ω^)


さてさて話は変わって、今回は前回の記事で「 秋の星座の探し方 」を
紹介しましたので、引き続き「 冬の星座の探し方 」について
書きたいと思います(*^^*)

自分が小学の頃の有名な三人組ユニットが歌い、あるアニメの
エンディングに使われた曲の中で「 12月の星座が一番きれい 」
と言う歌詞があるのですが、その歌詞が示す通り、冬の星空が
一番きれいなんですよね(´ー`*)ウンウン

↑の歌詞を検索すると、その曲がすぐ出てきますので( ̄ー ̄)ニヤリ

さて、先ずはこちらをご覧下さい。



これは冬の南の空から天頂を表しています(*^▽^*)

実は、冬の星座の代表格オリオン座を見つけると、そこから冬の主な星が分かるんです(*^▽^*)

オリオンの右上に牡牛座(の一等星アルデバラン)

牡牛座の左上に馭者(ぎょしゃ)座(カペラ)

馭者座の左に双子座(ポルックス)

双子座の左下に子犬座(プロキオン)

子犬座の右下、オリオンの左下に大犬座(シリウス)

そしてオリオン座(リゲル)で、"冬の大六角形"("冬のダイヤモンド"とも呼ばれる)となります(*゜▽゜)ノ

この六星座が冬の主な星座となります(*^▽^*)

ちなみにオリオンの右肩(こちらから見ると左肩)のベテルギウス、シリウス、プロキオンの三つが有名な"冬の大三角形"ですね(*゜▽゜)ノ

この様に、一等星が年間を通じて最多である事も、冬の星座がきれいと言われる一因となってます(*^^*)



オリオン座はベルトとなる三ツ星ですぐに見つけることが出来ます(*^▽^*)

この三ツ星のすぐ下には有名なガス星雲のオリオン大星雲と馬頭星雲があり、実はその左にはウルトラマンの故郷として有名なM78星雲があります(;゜Д゜)エエッ?

日本では左上の赤い星ベテルギウスを平家星(へいけぼし)、右下の白い星リゲルを源氏星(げんじぼし)と呼ばれていました。

何故こう呼ばれるかと言うと両家を表す軍旗の色が平家が赤、源氏が白の旗を使っていたからです(*^▽^*)

そう言えば…戦国時代の大名、毛利氏の家紋"一文字 三ツ星"の三ツ星はオリオン座の三ツ星からと言われていますね(((uдu*)ゥンゥン

さて、このオリオンから右上に視線を変えると赤く輝く星が見えます。



これはアルデバランといって牡牛座の顔の一部です(*^▽^*)

この星からVの字に星が並んで顔(ヒアデス星団)を形成し、胴体
そして前足となります(*^^*)

この胴体部分のところに星が集中しているのが肉眼でも見えると
思います(((uдu*)ゥンゥン

これはプレアデス星団と言って散開星団の一つです(^▽^)/

日本では昴星(すばるぼし)と言って、自動車メーカーの富士重工の
別名でも有名ですね(*^▽^*)

ちなみに牡牛の右角に当たる星エルナトは、かつては馭者座にも
属してましたが、今現在は牡牛座となってます(*^^*)

牡牛座から更に左上に視線を変えると青白く輝く星カペラが見え
それを基点に五角形の星座が見えます。



これは馭者(ぎょしゃ)座です(*゜▽゜)ノ

この馭者座は特殊な星座でアンドロメダ座と同じく、星の一部が
牡牛座とつながって形成されていたのですが、前述の通り
左下(右足)の星エルナトが、現在では馭者座の星では無くなってます(;^ω^)

↑中国の天文学では五角形である事に注目し、"五車星"と
呼ばれていたそうですね(*^^*)

ちなみに、カペラは全天で最も北極に近い一等星です(*^^*)

馭者座から左に視線を転じると、また明るい星があると思います。



これはポルックスと言い、その横にポルックスより少し暗い
カストルが並んで見えると思います。

このポルックスとカストルは、ギリシア神話で大神ゼウスが
レダと言う姫(白鳥座)に産ませた半神の英雄の名前で
この二つの星を基点に細長いいびつな長方形のような形を
してるのが双子座です(*^▽^*)




さて、双子座から左下に視線を下ろすと、また明るい星が
目に付きます。

これはプロキオンと呼ばれ、子犬座の胴体となります(*^^*)

プロキオンから今度は右下に視線を下ろすと、一際輝く青白い星が見えると思います(*^▽^*)



これはシリウスと言い、大犬座の顔(鼻)となります(*゜▽゜)ノ

シリウスは全天の星座の中で一番明るい星で、星の明るさを表す
等級としてはマイナス一等星となります(・0・。) ほほーっ

英語圏では、このシリウスを"Dog Star(犬の星)"と呼び
シリウスが太陽とともに昇る非常に暑い真夏の時期を
"Dog Days"と呼んでいますね(((uдu*)ゥンゥン

ちなみに、中国では狼の瞳に見立てて"天狼星"と呼びます
(ノ・ω・)ノオオオォォォ-


…話が長くなってしまいましたが…(;^ω^)

これで冬を代表する星座の探し方はお終いですが
みなさんはいかがでした?(*^^*)

「 ニューくにさき 」に乗って冬の海を渡った事のある方は
冬の周防灘=時化と言うイメージを持たれると思いますが
この海から見る星空はとてもきれいです(*´▽`*)

…星空がきれい=雲が無いって事なので放射冷却で寒いかも
知れませんが…(・_・;)

今回の記事を参考に、冬の夜空を眺めて見るのも一興だと思います(*^_^*)

もし分からなかったら、まずは南を見てオリオンを、それから大きな六角形を探してくださいね(o^∇^o)ノ


それでは、またの機会にお会いしましょう(`・ω・´)ゞ




[登録日] 2015/02/07 12:45 | 固定リンク | コメント(2)
  • ▼ コメント
  • 星座って苦手と言いますか、星の配置と、あの絵が結びつかなくて、どれだろうってなってしまうんですけどね。二月の日本海側が荒れる反面、、瀬戸内、周防灘あたり空が澄んでていい星空が眺められるのですね。東京では、ちょっとしか見えませんが・・・
    その歌は、最後に二階建てのバスが追い越してゆくのでは。
    投稿者: ポチョムキン |2015/02/08 13:46
  • ポチョムキン様コメントありがとうございます。

    私も星座は苦手なので、今回の内容は正直チンプンカンプンでした(^^;)

    昔は興味があったんですが、何故か今は・・・

    ゆっくりと星空を眺めるような心の余裕が無くなってるのかもしれません(^^;)

    周防灘沖(船上)はもちろん、私が住む国東半島では満天の星空が見えますので、今度ゆっくりと星空を眺めてみたいですね(^^)

    ところで、本文中に出てきた「 12月の星座が一番きれい 」という歌詞ですが・・・恐らく、正確には「 12月の星座が一番素敵〜 」だと思われます(^^;)

    なので、ポチョムキン様は正解ですね!

    私はアニメはあまり見なかったのですが、このアーティストは大好きだったので学生の頃によく聞いてました(^^)v
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2015/02/08 16:02
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