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六郷満山文化とはちょっぴり違う?弘法大師ゆかりの地

早いもので、2月に入りました!

今年に入って、もう1ヶ月が経ったんですね・・・( ̄∇ ̄;)


年明けから全力でバタバタしてたので、この1ヶ月はほとんど記憶がございません(笑)


相変わらず落ち着きのない私です (*^▽^*)ゞエヘヾ( ̄∇ ̄;)かわいくない




それでは本題に入りますね (*^^*)


今回ご紹介させていただくのはコチラのスポット ↓


竹田津港からお車で約25分。

豊後高田市黒土にある椿光寺・椿堂・椿大堂】さんです。




“なぜ3ヶ所も同時に!?”


そう思われるかもしれませんが、理由はコレ(笑) ↓


そう!
同じ場所に混在してるからなんです(笑)


実は大分における弘法大師信仰の中心となっているのがこのエリアで、それぞれの寺には約1200年前、弘法大師がこの地を訪れ、修行を積んだという言い伝えが残されています。


どれがどのお寺なのか上記の写真だとよく分からないと思いますので、順にご紹介していきますね。


まず一番手前(左手)にあるのが【椿光寺】(しゅんこうじ)さん ↓


六郷満山霊場第十二番札所となっているお寺です。

ほとんどが天台宗とされている六郷満山寺院の中で、椿光寺さんの本尊は弘法大師=真言宗ですから、異色ともいえる存在ですね。


“宝暦十年3月21日に天念寺十一世世殿法印和尚により開基された霊場。椿のお大師さんと古くより信仰され、本堂出て左隅椿の木の根元に御堂があったことから「椿堂」と親しまれ、今日まで信仰されています。”
宇佐国東半島を巡る会HPより一部抜粋


ん?椿堂??

椿堂って、この先に同じものがあるんじゃ?


察しの良い方ならお分かりかもしれませんが、このエリアにはさまざまな“大人の事情”があるようで・・・それは、ここでは割愛させていただきます(笑)


さて、大きな大師像が見印の椿光寺さん ↓



大師像の足元にはお堂があり、その中に「霊水」が湧き出しています。↓


▼霊水


「弘法大師が手に持った杖を地面に刺したら水が湧き出た」といわれているそうですが、果たして真相はいかに!?



続いて、椿光寺さんの斜め前にあるのが【椿大堂】さん ↓



・・・ですが、ここは後ほどご紹介するとして(笑)


先に、一番奥にある【椿堂】(つばきどう)さんをご紹介させていただきますね。 ↓



▼本堂



実は今回最もご紹介したかったのが、この椿堂さんなんです。


まず本堂前のこの看板にご注目下さい。 ↓


お礼の黒髪???


ふと見上げると・・・ ↓


なんじゃこりゃぁぁ〜!?

思わず松田優作さんバリの名セリフが飛び出てしまうほど(笑)、おびただしい数の長い黒髪が!!





よく見ると、ギブス・コルセット・松葉杖なども!!?


え?ここはオバケ屋敷ですか??(失礼)


なんでも、健康回復の願掛けや病気などで願いの叶った御礼として奉納されているんだとか。

中でも黒髪は約3000人分もあるそうです。


“いや、それは分かるんですけど、よりによって一番目立つ本堂の軒下って・・・”




更に興味深いのは、本堂の左側に入り口がある『弘法大師ご修行のご霊窟』という奥の院。 ↓



おびただしい数の仏様に手を合わせ ↓



奥に進むと、右手に現れたのがこの空間 ↓ 




弘法大師が修行した伝説が残る霊窟で、高さ10数メートルの一枚岩になってるそうです。


その脇に湧き出してるのが、この霊水 ↓



椿光寺さんと同じく「弘法大師が椿の杖を岩に刺したら水が湧き出た」と云われているそうな・・・。



どちらが正しいというわけじゃなく、弘法大師さまは「2か所に霊水を設けた」と考えれば、丸く収まるんじゃないかなぁ・・。←意味深(笑)


一番奥(出口付近)の間には、不動明王様や無数の仏さまが鎮座してました。 ↓







そして最後にご紹介させていただくのが【椿大堂】(つばきだいどう)さん ↓


椿堂さんと同じ境内なんですが、ほんの少し上の方にあります。


▼階段を上った先にある本堂


椿大堂さんは通称“善通寺”ともいうらしく、豊後四国八十八ヶ所の総本山でもあります。


本堂の前に現れたのが ↓


出た!銀ピカシール!(笑)


以前ご紹介した熊野摩崖仏の入り口にある胎蔵寺さんと同じ仕様じゃないですか。
※気になる方、まだご覧いただいてない方はコチラ⇒『驚きと不思議が満載のお寺!?』

これって、かなり珍しいと思うんですが、他の地域にもあるのかな?


本堂脇の石段をあがり、奥之院へ行ってみます。↓






▼奥之院本殿


奥之院の壁には、無数のしゃもじが貼り付けられていました。

▼内壁


▼天井


「しゃもじ」といえば全国的には広島県の宮島が有名ですが、大分では中津市にある羅漢寺の“しゃもじ奉納”が有名なので、地理的に考えると後者の影響と考える方が自然かもしれませんね。
※結局、ここのしゃもじの理由はよく分かりませんでしたが( ̄m ̄*)ヾ( ̄∇ ̄;)コラ


▼奥の院から望む景色




以上、いかがでしたでしょうか?


同じ弘法大師ゆかりの地でありながら、三か所それぞれ違った個性(魅力)があって、とっても面白いスポットだと思います♪


実際に訪れると意外にハマるかも!? ( ̄m ̄*)





というわけで・・・


◎場所はコチラ ↓



◎詳細&お問い合わせはコチラまで ↓

【椿光寺】・【椿堂】・【椿大堂】

[住  所] 豊後高田市黒土
[拝観料金] 無料
[駐 車 場] あり(無料)
[お問い合わせ]
TEL:0978-23-1860 (豊後高田市観光協会)


皆さんも機会があれば是非一度、六郷満山文化とはちょっぴり違う弘法大師ゆかりの地を訪れてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)





〜追記〜

次回の更新は2月23日(土)を予定しております m(__)m


[登録日] 2019/02/09 17:10 | 固定リンク | コメント(0)
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