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秋はペガサスからです(*^▽^*)

みなさん、こんにちは(*^▽^*)

弊社船「 ニューくにさき 」一等航海士、ワダです(*^^*)

毎度の事ながら、マイペースでブログを書かせて頂いております
(^-^;

以前の記事が5月でしたので、マイペースどころではなく
かなりサボってた感がありますが、そこの所はご勘弁を(;´∀`)


さてさて…

9月に入り、先日9月8日は旧暦の八月十五夜、いわゆる
「 中秋の名月 」でしたが、みなさんはお月見をされたでしょうか?

今年は悪天候が続き、「 中秋の名月 」を見る事が出来ないかと
思いましたが、今週の頭辺りから天気が回復し、とてもきれいな月を
見る事が出来ましたね(*^^*)

「 ニューくにさき 」が航行する周防灘は瀬戸内海とは言っても
周囲にある島が少なく、夜になるととてもきれいな夜空を見る事が
出来ます(*^_^*)



↑は「 ニューくにさき 」のブリッジ後方から撮った
オーニングデッキの様子ですが、ご覧のように街の明かりなどに
邪魔される事がほとんど無いので、天気が良い日の夜空は
とてもきれいなんですよ(*^▽^*)

ちなみに自分は趣味と言えないかも知れませんが、星座などの天体や
神話が好きで、子供の頃から星を眺めたり、天体望遠鏡で恒星や
月を見たり、神話の本を読んだりしております(〃∇〃) てれっ☆

その事があって、実習生時代に練習帆船の「 日本丸 」や
「 青雲丸 」で遠洋航海に出た時は、船の位置を測って計算する時の
星を決める時に、士官(教官)からその日にベストな星を決める役に
(無理やり)されてました(^-^;

↑六分儀を使って太陽や星の高度を測り、そこから船の位置を求めます。

ちなみに太陽は緯度=太陽の高さ(角度)なので、位置を求めるのは
簡単なハズなのですが、自分はこの計算が大の苦手でした(;´・ω・)


…前置きが長くなってしまいました…コホンッ!(;-o-)o

今回はこれから見える秋の星について書きたいと思います(*^▽^*)

…と言っても、秋の星座は一等星が一つしかなく、二等星ばかりで
ちょっと寂しい時期ではありますが…

ただ、秋以降は空気が澄んでるので、二等星ばかりと言っても
十分楽しむ事が出来るハズです(*^^*)


今現在、秋に入ったばかりなので、早い時間に空を見上げて見ると
西の空に"春の大曲線"、天頂近くには"夏の大三角形"を初めとする
夏の星座を見る事が出来ます(*^^*)

"夏の大三角形"は天の川に橋をかける形となってる白鳥座デネブ
その東側に鷲座アルタイル、西側に琴座ヴェガの三つを結んだもので
みなさんもご存知かと(*^^*)

"春の大曲線"は北斗七星の一部を使って見る事が出来る曲線ですが
せっかくなので、春に入ってから書きたいと思います(^-^;

先ずはこちら↓を



前述のように、今現在、秋に入ったばかりですので、早い時間には
夏の星座がメインとなってしまいますが、深夜を過ぎると↑のように
南の空では星が見えると思います。

南の空のでは、天頂付近に"秋の大四辺形"で有名なペガスス座があり
秋の星や星座はこのペガスス座を基点に探す事になります。

ちなみに、"ペガサス座"の名が有名だと思いますが、正式には
"ペガスス座"ですので(^-^;

このペガスス座のすぐ下に小さな五角形があり、そこから東へ大きな
V(Lとも)の字に並ぶ星を見つける事が出来る事が出来れば、それが
魚座(うおざ)となります(*^^*)

その更に下(南)を見ると、一際輝く明るい星があるハズです。

これは"フォーマルハウト"と言う星で、南魚座(みなみのうおざ)の
一等星に当たり、前述の通り、秋の星座で唯一の一等星となります。

"フォーマルハウト"はアラビア語の"フム・アル・フート(南の)"
から来ており、南魚座の口に当たります。

星座の形としては少しいびつな蒲鉾みたいな感じですね(*^^*)

…水瓶座は見つけるのが難しいので割愛させていただきます(^-^;

この"フォーマルハウト"の西(画像右)に、三角を少し潰した形の
山羊座を見つける事が出来ます(*゜▽゜)ノ

この山羊座も比較的見つけやすい星座なので、すぐに見つける事が
出来るハズです(*^▽^*)

天文学的には古代バビロニアに時代に、冬至点がこの山羊座の中に
あった事、バビロニア時代に黄道十二宮が設定された事から
冬至の名は「 The Tropic of Capricorn 」と付けられています
(*゜▽゜)ノ

今現在の冬至点は西に移動して射手座にありますが(^-^;

ちなみに射手座は夏の星座ですので、夏になった時に紹介したいと
思います(*^^*)

…と、ここまで説明しましたが、前置きに時間をかけ過ぎた為に
かなり長くなってしまいました(;´・ω・)

一先ずここまでにして、この続きは近いうちに書きたいと思います
(;´∀`)

そう言えば、先程の"フォーマルハウト"、ネットなどで画像を
調べると、すごくきれいな姿(星の周りの塵)を見る事が出来ますので
興味のある方は調べてみて下さいね(*^▽^*)


それでは、また近いうちにお会いしましょう( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
[登録日] 2014/09/13 17:50 | 固定リンク | コメント(4)
  • ▼ コメント
  • いつも竹田津発19時の便に乗りますが 夜空は気がつかなかったなぁ〜 近づいてくる 徳山港周辺の工場群の夜景は見てるのですが もったいないことをしてましたね。もっとも、ほとんど食べるか寝てるかですがね 到着が近くなって そろそろ起きて準備しなきゃって思って起き上がり夜景観覧ってパターンですね。次回は、ぜひ星空を眺めて見ることにしよう。さそり座にある赤みをおびて輝いてるアンタレス位しかわかんないですけどね。
    投稿者: みゆパパ |2014/09/14 17:15
  • みゆパパ様コメントありがとうございます。

    私もそうですが・・・ご乗船いただいだ多くのお客様は『対岸の灯り』に注目されるのではないでしょうか(*^^*)

    しかしながら今回の夜空のように、少し視点を変えるだけで、全く違ったフェリーの楽しみ方も出来るんです(^^)v

    たとえば、行き交うさまざま船にしてもそうですね(*^^*)

    “あの船はどっちの方向に向かってるんだろう”と考えてみるのも面白いですよ(^^)v

    実は『航海灯』と呼ばれる、他船に自船の航行する向きを知らせる燈火を見ればすぐに分かるんですが・・・これに関しては、また機会があれば、ワダくんに詳しく紹介してもらいたいと思います ( ̄m ̄*)

    ところで星座に関しては、私も北斗七星やカシオペアなど、ごく一部の有名な星座しか分かりません ( ̄∇ ̄;)
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2014/09/14 22:59
  • 私も夜景を見るべく、乗船したときは、黄砂がひどくてダメだった記憶があります。あれは春ですが・・・
    冬は瀬戸内の夜行便にて眺めているものの未だに満天の星空に出合ったことが無いです。
    大晦日の夜行便は初日の出すら拝めないことが多いですから。真冬の便で徳山往復しないとダメかな??
    投稿者: ポチョムキン |2014/09/21 11:03
  • ポチョムキン様コメントありがとうございます。

    春はおっしゃる通り、黄砂の影響などを受ける事が多いですが、冬は曇り空でない限り、満天の星空を眺める事が出来るはずなんですが・・・

    私も先日、徳山港21:20発の便に乗船したんですが、その時はキレイな月と星空を眺める事ができました(^^)v

    偶然とはいえ、こればかりは仕方ないですよね・・・(TT)

    次回こそは是非、キレイな星空を満喫できますよう、切にお祈りしております m(__)m
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2014/09/21 14:59
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